猫目の気まぐれ

2011年07月20日

映画「コクリコ坂から」を見た。

コクリコ坂から 公式サイト.png

photo by コクリコ坂から 公式サイト

1963年を舞台にした高校生の恋愛のお話し。



評価は

星3つ★★★☆☆


宮崎吾朗初監督作品の『ゲド戦記』でジブリで一番評価の低かったことがあり、次回作の『コクリコ坂から』はどれほどのものか。という思いで見てきました。


個人的な評価としては

安全に行き過ぎて退屈な映画。

でした。


Yahoo!映画では公開されてからそこそこの評価を得たようで、現在3.49点です。
人によってはとても高い点数で、今回の結果は客観的には良かったと思います。

人によって楽しめるか楽しめないかが大きく変わるみたいですね。
たぶん僕の周りでも、「凄い良かった!」という人がいると思います。

1963年(昭和38年)という時代背景をどう感じるか。
そこで出会う2人をどう見るかによって映画の感じ方はがらっとかわる映画かもしれないです。

映画のメッセージ性としてはたぶん
「戦争の気配がまだ漂う時代、豊かではなかったけど人々はとても生き生きとしていて希望に溢れていたんだよ」
という現代へのアンチテーゼだったのではないでしょうか。

戦争というものを感じることがなく豊かだけど、希望がないナウ。
という感じです。
これはこちらの動画を見て、考えることができました。
‪特報 コクリコ坂から 宮崎駿 失われた可能性‬‏ - YouTube


良くなかった部分から書いていきます。


ストーリーに関しては、ストーリーのなかにサビがない。淡々と進んでいく印象でした。
注目する点は、脚本は宮崎駿ではなく「宮崎駿 、丹羽圭子」というところ。
この組み合わせは
「借りぐらしのアリエッティ」
と同じです。

丹羽圭子 - Wikipediaより引用
「借りぐらしのアリエッティ」はあまり高い評価を得られなかった作品です。
それで納得した。
ちなみに「ゲド戦記」の脚本は宮崎吾朗 、丹羽圭子の組み合わです。


今回も同じよな書き方だったかもしれない。
どこかなんとなく「借りぐらしのアリエッティ」と同じようなものを感じるかも。
「借りぐらしのアリエッティ」もあまり好きになれなかったので
僕は今後も「脚本 丹羽圭子」となった作品に期待しないです。

丹羽圭子さんの脚本に勢いというものが感じられず、僕の趣味にあわないようです。


カットやコマ割りなどの細かい点をいえば、同じような演出が多かった気がします。僕の感覚なので、他の人はそう感じないかもしれないです。
少し下から見上げたようなローアングルが多かった気がします。
癖なのか、“希望”を感じさせるためだったのかわからないけど。
もっと見せ方あったんじゃないかと。

平均的に失敗しないように安全思考だった感じがします。


テンポは全てにおいて淡々としていてあまりテンポが良くなかった。
一定のテンポで進むため途中でだらけます。
途中でもっと盛り上がってもよかってほしかったです。
これは脚本の影響ですね。



という理由から、最初に書いたメッセージ性は感じられず、ただただ古い時代の古いストーリーを見ている感じで終わり。
映画見ていてなぜか「じゃりン子チエ」が頭に浮かびました。



良いところ

BGMが凄いよかった。本当にBGMが素晴らしい!
途中途中でシーンに合わせたBGMが流れますが、BGMが流れてるときだけ
一気に映画の中のテンションがあがります。
映画見ながら「早くBGMのシーンこないかなぁ」と待ち焦がれたほどに。
昭和風なBGMとジブリ絵の組み合わせは最高でした。

音楽は武部聡志さん。wikipediaみると分かりますが凄い人です。
フジテレビドラマの「ビーチボーイズ」のサントラをやった人です。
一青窈のプロデューサーだったね。

これとか超名曲。



正直武部聡志さんの音楽がなければ、この映画の評価は大きく変わっていたと思います。


声優は、長澤まさみさんと岡田准一さんでどちらも役者さんですが、違和感なく見ることができました。結構ぐっとチョイスだったかな。


以上です。


この映画は宮崎吾朗監督なくても、どうにかなったんじゃないかと。
監督の評価ってどの点でされるのだろうという疑問をもつ作品になりました。
posted by 猫目 at 23:19 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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