猫目の気まぐれ

2011年05月07日

映画「八日目の蝉」を見た。

八日目の蝉.png
photo by youtubeキャプチャー

不倫した家族の娘を誘拐したの女と誘拐された少女のお話し。


評価は

星4つ★★★★☆


ストーリー
不倫している希和子(永作博美)は彼との子供ができるが相手が彼が結婚していたのでおろすことになった。
タイミング同じく、彼の妻が子供を身篭った。
男の妻の赤ん坊を見て彼を忘れようとしたが、誘拐してしまう。
彼の娘を誘拐したの女と誘拐された少女恵理菜(井上真央)のお話し。


とにかく演技が凄い。
冒頭、希和子(永作博美)の法廷で裁きを受ける場面からはじまるが、そこからすでに異様な雰囲気を感じる。
焦点の合ってない目、感情をどこかにおいて来たような表情はセリフがなくても多くのことを語っているかのようだった。
ここだけでなく、セリフがない場面で
見ているだけで希和子の心境が伝わってくるシーンがいくつもあった。この演技を見るだけでもこの映画を見る価値があったと思った。
永作博美さんは昨年子供を生んだばかりで、演技へそのことも大きく影響しているとインタビューでいってました。

井上真央の演技も体を貼っていて、本格的に女優として一皮むけた印象。今までになかった井上真央が見れたと思う。


ストーリーはとても悩まされる話しだった。
子供を誘拐した希和子は必死に子供と一緒に生きようとする様は、母性の強さを感じるが本当の子供でない。
誘拐された娘恵理菜(井上真央)は、誘拐事件によって奪われた家族の愛というものに苦しむ。


とても強い愛情でありながら歪んでしまった愛情を軸にストーリーは進んでいき、見ていて心苦しくなる。
そのぶんとても引き付けられるものがあって、凄くいい作品でした。

午前の回でみたせいか、映画館には年配層が多く泣いている人が結構いました。
たぶん子供がいるいないで印象は大きく変わる映画だと思います。


監督は成島出さん
「孤高のメス」という作品で高い評価をうけた人。
人間の感情を表現するのがうまい印象の監督です。
「八日目の蝉」の話を映画化するに最適な監督だったと思います。

脚本は奥寺佐渡子さん
「サマーウォーズ」の脚本で有名。他には「パーマネント野ばら」など
脚本がこの人ってだけで、その映画を見る価値はあるかも。
いい時と悪いときの展開のバランスがうまいなーって思います。


posted by 猫目 at 19:18 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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