猫目の気まぐれ

2011年04月12日

斉藤和義「ずっとウソだった」で注目した3つのこと。

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photo by vue3d
斉藤和義さんが作った「ずっとウソだった」について、起きた現象から考えてみた。


4月7日に斉藤和義さんが投稿された「ずっとウソだった」
投稿後すぐに削除されるも、第三者が再アップロードし続け削除より投稿数のほうが上回る状態になった。

4月8日のUstreamのLIVEで、「ずっとウソだった」を歌い3万3千人以上の人が視聴した。


斉藤和義さんが何をしたのだろうか。


注目したい点をリストアップする。

1、誰にも迷惑をかけていない。動画を見るのは意思だ。
2、「ずっとウソだった」動画の拡散現象は斉藤和義の手元から離れたもの。
3、「ずっとウソだった」は反原発活動ではない。



誰にも迷惑をかけていない。動画を見るのは意思だ。
今回はyoutubeに投稿された動画だ。転載動画はニコニコ動画やそのほかの動画投稿サイトにもある。
すべての動画に言えるのは、

見るのは見たい人の意思によるもの。

駅前の演説やデモなんかだと、聞きたくない見たくなくても自分のところに届いてくる。
場合によってはすごい迷惑だったりする。

サイトでの動画視聴なら動画の再生を押すのは自分の意思なのだから
見たくなければ見ないですむ。

これって凄く優しい。


ずっとウソだった」動画の拡散現象は斉藤和義の手元から離れたもの。

4月7日にyoutubeアカウント(daichiazuma)から投稿された「ずっとウソだった」はすぐに削除された。
しかし、すぐに第三者に転載され凄い勢いで同じ動画が増殖したのだ。

削除される勢いを上回る投稿数のため、今でも簡単に「ずっとウソだった」の動画を見ることができる。

この現象は、斉藤和義の意思ではない。
伝染するような形で広がっていった。

斉藤和義さんの行為は、最初に動画を一つあげただけだったのだ。


「ずっとウソだった」は反原発活動ではない。
歌詞を見る。
『ずっとウソだった』歌詞

この国を歩けば、原発が54基
教科書もCMも言ってたよ、安全です

俺たちを騙して、言い訳は「想定外」
懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨

ずっとウソだったんだぜ
やっぱ、ばれてしまったな
ホント、ウソだったんだぜ
原子力は安全です

ずっとウソだったんだぜ
ほうれん草食いてえな
ホント、ウソだったんだぜ
気づいてたろ、この事態
風に舞う放射能はもう止められない

何人が被曝すれば気がついてくれるの?
この国の政府

この街を離れて、うまい水見つけたかい?
教えてよ!やっぱいいや
もうどこも逃げ場はない

ずっとクソだったんだぜ
東電も、北電も、中電も、九電も
もう夢ばかり見てないけど、

ずっと、クソだったんだぜ
それでも続ける気だ
ホント、クソだったんだぜ
何かがしたいこの気持ち
ずっと、ウソだったんだぜ
ホント、クソだったんだぜ



歌詞は、「安全だと言うのはウソだった。」ということを主張している。
単にコレを「反原発ソング」と言ってしまうとメッセージが変わってしまう。
原発の歌ではあるが、原発を反対している歌詞とはいえないのだ。

これにより反原発派以外の「原発に不信感を抱く人たち」にも支持される結果になった。
だから「代わりのエネルギーはどうするの?」などと反原発への意見はずれている。

今の現状を歌詞にしてあるシンプルで分かりやすいメッセージなのだ。


反原発に対して色々な考えがある。
今回のこの現象にたいして、斉藤和義さんが起こした現象は
アーティストとして表現者として、とても歴史的なことだったんではないでしょうか。

このように1人の意思だけでなく、多くの人の意思によって巻き起こる現象はそうそうにないと思います。
posted by 猫目 at 18:57 | 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | ノウハウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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