猫目の気まぐれ

2010年12月21日

avexが許されるのはニコニコ動画までだよね?avex楽曲来年二月から使用可能に。

Love songs(ジャケットA)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / 浜崎あゆみ (CD - 2010)


asahi.com(朝日新聞社):浜崎あゆみも倖田來未も…ニコニコ動画へ投稿OKに - 文化 http://www.asahi.com/culture/update/1220/TKY201012200192.html
 ニコニコ動画を傘下に持つドワンゴとエイベックスが、包括利用許諾契約を結ぶ方針を20日までに固めたもの。浜崎さんや倖田來未さん、大塚愛さんをはじめ、Every Little Thingら人気アーティスト、グループを対象に、来年2月のサービス開始を目指す。利用できる楽曲は数千〜数万曲規模になる見込みだ。



以前に
「ニコニコ動画×アニメロミックス」でアニソンも権利クリアな企画考えた。: 猫目の気まぐれ

なんてことを考えていたのだけど、まさかレーベルのavexと包括契約を結ぶとは思わなかったです。
これは凄い!

ちなみにUstreamではLIVE配信に一部市販の楽曲が使用可能です。
スピッツのCDなど、USTREAMでBGMに使用可能、MySpaceが許諾契約 -INTERNET Watch


動画で楽曲を自由に使えのだから、そのままBGMとして使えばもしかしたらCD買うがかわりに動画を見る人が出るかもしれない。
そうなると、曲が売れなくなる。
なんてリスクも考えられる。


ニコラジでの発言

川上「法律には違反してるけど悪いことはしてないと思っていた人は多いだろう。それがクリアになったということ」 #nicoradiless than a minute ago via TweetDeck



とドワンゴ川上会長は言っているが、中には違反してることさえ気づいてないユーザーも少なくなかったはずだ。現にそういうユーザーを見た。

ニコニコ動画でのUGC (ユーザー作成コンテンツ / ユーザー生成コンテンツ)で成り立っている。
そのなかで問題になるのが、権利問題
歌った動画をアップするのに、歌うこと自体はジャスラックとすでに包括契約を結んでいるのでセーフなのだが、歌に使ったinstrumentalはCD楽曲からの使用がほとんどであるのが現状です。
踊ってみた動画でも、楽曲はそのままCD音源が使われたものが公開されていたりする。

それでも、人気がある動画も多く貴重なコンテンツとして暗黙の了解だったのだと思う。
音楽まる上げは削除されても、歌ってみたや踊ってみたになると削除されないものをいくつか知っている。

音楽の使用できるようになるのは来年の二月以降からの予定だ。


曲で儲けるための会社が、どこまで大人の事情を解決していかなくてはいけないのだろうか。
想像すらつかない。

ユーザーにとってどう変わるのか。
実際あまり変わらないと予想します。
ニコニコ動画では、avexの曲よりボーかロイドの曲のほうが多く使用されている。
それに、今までだって黙って曲を勝手に使ってきたのだから表向き変わらないと思う。
今までグレー、または黒だったものを運営側が白にしたことで
「削除されるかも。」から「削除されなくなった。」ぐらい。

僕が変わっていくと思うこと。
一つは、今までにない前例を作り上げたことで他のレーベルも積極的になる可能性がある。
avesxとの包括契約がうまくいって、収益にいい影響でももたらしたら他のレーベル会社だって名乗りをあげてくると思う。
そうなれば、UGCの世界は一気に広がる。

「歌ってみた」動画をきっかけに歌手デビューが決まったが、過去に違法に楽曲を使用していたのであわてて動画を削除した。
気に入った曲のPVを作っていたら認められて、動画制作のプロとして働くことになったが、過去の動画を削除した。
なんてことがなくなるわけだ。

多くの人が自由にコンテンツを作り、それが権利クリアなことで
動画でやっている内容は凄いことなのに胸張ってできなかったものが。胸晴れるのはとても清々しい世界だ。

権利について思うこと
権利って人の気持ちを害さないためにあって、自分の気持ちを害されたら主張出来るためにあると思う。つまり本当は思いやりの話しだと思う。

だから、うまいこといってみんながアーティストもレーベルもその楽曲を使うユーザーも
みんなハッピーになれば一番いい世界だよね。

とこの話をきいて思ったことを一気に書いてみました。



発表があっニコラジはこちら



追記
最後に、引用。この言葉が好き

第五宣言 ニコニコはネットでのコンテンツと著作権の新しい可能性を追求します

 われわれは、ネットを大義名分として無料あるいは格安で利用できるようなサービスやビジネスモデル、また他メディアのコンテンツをそのままあるいは劣化した形で利用するサービスやビジネスモデルをめざす考え方は断固拒否します。われわれがつくりたいのはコンテンツの新しい利用法、楽しみ方、広め方をユーザーとクリエイターの双方に提供することであって、コンテンツの世界が豊かに広がるためにはクリエイターに利益がもたらされることが根本的に必要であることを信じます。
 また、われわれは既存のコンテンツのネットでの延長線上のものだけでなく、ネットで生み出される新しいタイプのコンテンツをもつくりだすことを目標とします。われわれは現実世界のコンテンツを仮想世界へ単純に投影しただけでは、コンテンツの世界は拡大されないことを知っており、仮想世界においてユーザーが欲しがるコンテンツをつくりだし、新しい著作権の対象物となることを目指します。
posted by 猫目 at 04:16 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする